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執筆者の写真ルアムジャイ実行委員

娘の成長も感じました(2018年7月受け入れ)


2年ぶり3回目の受け入れでしたが、毎回解散式で学生さんたちを見送る時、「3日間楽しかった!」という達成感と、「我が家で満足してくれただろうか?」という不安感がまざった何とも言えない気持ちになります。今回もそんな気持ちを抱えつつ帰宅し、写真を整理していると最初は全員少しこわばった表情だったのが、次第に大きな笑顔になっていく様子が映し出されていて、それを見てホッとするのと同時に寂しい気持ちがドッと押し寄せてきました。

さて、今回の受け入れも前回に続き男子大学生でした。そして、前回同様「穏やかで優しい子たち」という印象を受けました。積極的に話しかけてくるタイプではありませんでしたが、一生懸命日本語で話そう、家族とコミュニケーションを取ろうという姿勢が全面に出ていて、相手をするこちらも嬉しい気持ちになりました。また、2年前は1歳半で今までは受け入れるということをよくわかっていなかった娘が今回は学生さんが来るのを受け入れ前から楽しみにしており、受け入れ時も「お兄さんたちに読んでもらう」と自らタイ語の本を持っていき、お膝に座って絵本を読んでもらったり、一緒におばけごっこをしたり、お団子を作ったり、折り紙をしたり、進んで学生さんたちと関わっていて、そんな娘の成長も感じました。

今回の受け入れでは、部分交流会以外は特別なことはせず、日々の我が家の生活を体験してもらいました。そのため時間に余裕ができたので、受け入れ3回目にして初めて学生さんにタイ料理を作ってもらいました。どちらかというと受け身だった学生さんたちですが、このときは自分たちから料理のことや教えてくれた家族のこと、地図を見ながら住んでいる地域のことなども話してくれました。また、ガパオをカイジャオに乗せて食べる…という今まで想像もしなかった食べ方を教えてもらいました。これがとても美味しく、多めに作った料理はあっという間に家族の胃袋の中に消えていきました。学生さんも絶えず嬉しそうな顔をしていたのが印象に残っています。今回は特に“一緒に何かをする”ということを念頭において過ごしたので、3日間常に何かを作っていたような気がしますが、そのおかげで一緒にいる時間が増え、会話も増えたような気がします。また、部分交流会で学生さんの名前に性格などからピッタリ合う漢字を選んで漢字名を付けましたが、それがまるで自分の子どもに名付けをしているような気分になりました。

受け入れを重ねるごとに、タイに新しい家族が増えたような気がします。また機会があれば受け入れたいです。


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