3回目となる今回、我が家の息子として来てくれたのは、日本語の会話がまだあまりまだ得意ではない1年生の学生さん達でした。日本語はまだまだだけど、すごく素直で頑張って勉強しようという態度でとても好感が持てたせいか、お互い「伝えよう」「理解しよう」という歩み寄りがあり、英語の力も借りつつ、コミュニケーションは問題なく、楽しい3日間を過ごすことができました。
子供達のこともすごく可愛がってくれました。4歳の息子は英語が得意なハムくんと英語で会話しており、昨年の言葉を超えたコミュニケーションとはまた違う成長した姿に驚きました。10ヶ月の娘は絶賛人見知り中なのに、ビックくんが床に座っているとハイハイしてよじ登り、クルっと向きを変え、足の上に心地良さそうに座り込んでいました。なぜか高校生には全く人見知りせず。
成長といえば、初回の受け入れの時やはり今回と同じく日本語があまり話せない学生で更に消極的だったため不完全燃焼に感じていたのですが、今だったらもっと別の形で受け入れることができたのではないかと思います。学生と関わるうちに、日本語ができないことを残念に思うより、私たちの母国語を週に何時間も勉強してくれていることを嬉しく思ったり、たった1年程度の学習でよくここまで頑張ったな、と尊敬する気持ちに変わってきました。そのような気持ちの変化があったためか、学生との距離も回を追うごとに近くなっていく気がします。今回は解散式での家族紹介を考えているときに、学生が「弟」という言葉を知らず質問してきたので、私たちを家族のように思ってくれているのだと嬉しく思いました。
今回は色々とパプニングもありました。初日の夕飯時に1人が腹痛と下痢を訴えたり(もう1人に薬局で選んでもらった薬を飲ませ元気になりました)、息子と娘も体調を崩したり、夫が仕事で帰りが深夜になりそうだったり(結局子供達が体調不良なので無理に帰ってきてもらいましたが)。対面式後、スーツケースを忘れて家に帰ろうとした学生に「緊張しているの?」と突っ込んで「かわいいなぁ」と思っていたら自分自身がバックを会場に置き忘れていたり。無事に終わってホッとしました。。。
最後になりましたが、今回も素晴らしい体験をさせてくださったルアムジャイの皆さま、また部分交流で楽しい時間を共有してくださったご家族の皆さまに感謝します。